【Steamカスタマーレビュー不評】視界が悪い雪山でゾンビを道しるべにマラソンするゲーム「Xmas Zombie Rampage」【怒涛の10連発企画】

・・・またキミか。

今日は少し訳アリなようだな。良いぜ、話してみなよ。

・・・なるほど、「日本の夏の風物詩と言えば怪談ということでホラーゲーム配信をしようと思っているけど、どの配信者も同じようにホラーゲームやってるから作品がことごとく被ってしまって困ってる」という訳か。それでボクのところへ来たと・・・。

まあ・・・あると言えばあるよ。キミにピッタリなとっておきのヤツがね。

真夏にピッタリ！？クリスマスなゾンビゲー！！

タイトルはこんな感じでどうだろう？なかなか面白いと思うよ。

それにいわゆる「不評」だから、あえてコレをチョイス出来るのは「相当な実力者」であるキミくらいなものさ。

しかしまあガチで怖いやつではないので、ホラーを見に来た視聴者は即行で帰るかもしれないな。こりゃただのバカゲーさ、このゾンビ（の服）を見れば分かるだろ？

そして超が付くほどのクソゲーでもある。ゲーム自体はただゾンビを倒しながらクリスマスツリーを目指すっていうありがちで極々平凡な設定のFPSなんだけど、AIがバカ過ぎて結局ただの的あてになってしまってるのが少し残念だね。

正面から来るときなんかは親切にも時々立ち止まりながら来てくれるし、何ならそのまま固まってしまうこともある。プレイヤーがルートから逸れた位置から来ると反応出来ないみたいで後ろから周り込むことだって可能だ。

どこ見とんねん！！・・・てね。まあ何なら全て無視して走り去ってしまっても構わない。

プレイヤーの方が圧倒的に速いので、ゾンビごときに追い付かれることはまずないからね。

ゾンビを道しるべに

結果、ゾンビがただの道しるべになってしまっている。これが「視界が悪いからかなり助かるんだよね～」って・・・違うか。

結局全ての戦闘に意味がないので、撃つ撃たないはプレイヤーの気分次第というところだね。ゲームの世界観に合わないポップなノリのBGMを聴きながら撃ちたい時は撃ち、放っておきたい時は無視する。「全てはプレイヤー次第」か・・・おお、何だかとても良い響きじゃないかい？

あっ、うっかり全滅させてしまったら道を見失うから注意が必要だ。

一番の見どころがロード画面という斬新さ

これはちょっと画像貼れないよ・・・。とても綺麗なモデルさんだな。

まあそんな過激なヤツじゃないけど、一応ここは老若男女問わずゲーム好きなみんなが集まるサイトってことで、子供たちも見てるかもしれないからね（あ！わざわざ購入してまで見る価値はないぜっ）！！

・・・と、そんなこんなで言ってしまえば完全なネタゲーである「Xmas Zombie Rampage」、間違ってもガッツリとゲームがしたい人間が買うもんじゃないが、ネタと分かって買うっていうのならツッコミどころは満載なので「不評」にはならないだろう。それに「クリスマスプレゼントとしてこのゲームを贈り付ける」という行為自体もネタになるしね。

夏には「時期外れ」なホラーネタゲーとして、冬にはクリスマスネタゲー（プレゼントとしても）としてぜひともチェックして欲しい作品だ！！

タイトル：Xmas Zombie Rampage
発売日：2016年12月21日
ジャンル：アクション
パブリッシャー： Texas Interactive

プラットフォーム / PC