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【動く絵本】たまにはのんびり頭の体操(リフレッシュ)!The Tiny Bang Story【P&Cゲー】

【動く絵本】たまにはのんびり頭の体操(リフレッシュ)!The Tiny Bang Story【P&Cゲー】

おや・・・浮かない顔してどうしたんだい?

・・・なるほど、せっかくの休みだというのに朝から晩までバトロワ系ゲームばっかりやって疲れと虚しさで気分が沈んでるという訳か・・・。分かる、分かるよ!その気持ち!!

FPSばっか何時間もやってると終わった時にドカッと疲れが一気に来るし、その上丸一日潰してしまった時の「本当にこれで良いのか」感ハンパないよね・・・。

でもゲームを否定したくない気持ちもあると。

悪いのはゲームじゃなくコントロール出来ない自分自身だ・・・そう、よく分かっているじゃないか!

こういうのはどうだい?コイツを自力でクリア出来るまで、「そのゲーム」は一先ずおあずけにする・・・ってのは?


気分転換にもってこいのP&C

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The Tiny Bang Storyは流れ星が衝突してバラバラになってしまった小惑星の住民を助けるために、破片(パズルのピース)を集めて元通りにする!というのがテーマのポイント&クリックゲームだ。

操作はマウスのみ!パズルのピースやキーアイテムを探す宝探しパートと、程好い難易度のミニゲームが良い感じに噛み合っていて、常に頭を使いながら退屈せずに進めることが出来る。

定価498円でsteamセール中は70%程度安くなることもあるため、ポイント&クリックゲームを普段あまりやらない人はセールを利用し、この作品からチャレンジしてみるのも良いだろう。

ボリュームは値段相応で、ダラダラやらずにサクッとやってクリア出来るワンコインゲームといったところだ(ちなみにボクのクリアまでの所要時間は6時間程度だった)。

完全手描きの文字のない絵本

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美しいグラフィックと穏やかなBGM、加えて文字を一切使用しないことで全体的にのんびりとした雰囲気の「動く絵本」のように仕上がっており、リラックスして楽しめるだろう。

それなりに難解なパズルもあるので時折引っかかることもあるだろうが、前述のためそれ程ストレスを感じることもないはずだ(自力ではどうしようもないと判断した時は用意されているヒントを見るのも良い)。

ちょっと行き詰ってしまった時は少し休憩して一息ついてからまた再開・・・と、どっしり構えてのんびりやるくらいでちょうど良い。

ちなみに下の画像は個人的に一番上手くいかなかったパズルだ。1日置いた後やったら何故かすんなりいけた。

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いつもとは違う「変化」が欲しい時

 

ゲームはそれ自体が非日常的な内容の物が多いが、直感や反射(無意識)でやってることが多く、ゲームをプレイするという行為だけでなくプレイ中の作業も含めて日常生活のルーティンと化してる人も少なくないだろう。

しかしこの手のゲームはそうはいかないぜ?なんせ常に考えないといけない作りになっているからな!

頭を使って特別に用意された謎(やパズル)を解くという行為は、多くのゲーマーにとって(余程好きな人でない限り)非日常の行為(ゲームという括りの中で見ても)と言える。ちょっとしたリフレッシュにもなるだろうな。

まあなんだ・・・要するに、たまには(根詰めて同じ系統のゲームやり続けるんじゃなく)こういうのも悪くないと思うぜ?ってことだ。

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