やあ、どうしたんだい?
ああ、そうか・・・最近ヌルゲーばっかりやってるから難易度高いヤツを探してるんだね。
・・・ふむ、なるほど。ダクソリマスター版もやり込んでしまって、とりあえず隻狼までの繋ぎを探してる・・・って、おい!それじゃあダメだぜ兄弟・・・。
同じ系統のゲームばかりやってたら、何やったってヌルくなっちまうだろ?
突然さらわれた思ったら、研究対象になってるっぽい
.T.E.S.T: Expected Behaviour — Sci-Fi 3D Puzzle Questは謎の施設内(実験棟のような不思議な空間)で、目の前に現れるさまざまなミッションに挑むSFアクションパズルゲームだ。
オープニングからしてドライブ中に突如として上空に現れたUFOによって攫われた主人公が、謎の知的生命体(実は人間ってオチもあるかも)の研究対象となり数々のミッション(知能テスト)を与えられる・・・といったところだろうか。
時々英語(他5言語対応だが日本語は未対応)で解説っぽいのはあるものの英語はさっぱり分からないため、まんま宇宙人に攫われた地球人の気分でプレイしていたよ・・・。
ただアクションや操作方法についてはチュートリアル的なステージで大体分かるので、プレイ自体にさほど問題はない(とりあえずやってみようの精神)。
人知を超越した特殊アクションを駆使
本作には跳ぶ・走る・使う(投げる・スイッチ押す)という通常のアクションに加えて「早送り」や「巻き戻し」、「一時停止(時間を止めてプレイヤーだけ動ける)」といった特殊なアクションがある。
時間差で起動する機械仕掛けの足場を登るにはどのタイミングで動き出せば良いのか、対岸にボールを運ぶにはどこを通してどうやってキャッチすれば良いのか、目の前の課題をクリアするためにどれを使うべきなのか、あるいはどれとどれを組み合わせれば良いのか・・・。
前述のアクションを駆使し、各々解法が全く異なるミッションに挑んでいく。散々悩んだ末にパッと閃き、自力で答えを導き出せた時の達成感はひとしおだ。
今まで味わったことのないこの圧倒的「験されてる感」よ!!
「こんな状況下に置いたらどうなるかな?」と閉鎖的な空間の中であれこれ験されてるような感じだ。ゲームをしているというよりは試験を受けているような感覚に浸れる(・・・で良いのか?)。そういうのに燃える人なら楽しめる作品だろう。
ボクもどちらかといえば難易度が高かったり不親切設計な方が燃えるタイプなので、「人類代表としてやったるぞ!コラ!!」と意気込み挑戦してみたが、結果あえなく撃沈・・・。
数ある3Dパズルゲーの中でも難易度は高めな方だと思うので、パズルが好きでなおかつじっくりやりたい人には特にオススメしたい。行き詰ってしまっても時間が経てば「あ・・・あれってこうやれば良いんじゃ?」と思い付きで難なくクリア出来てしまったり、他ゲーをプレイ中にそこからヒントを拾えたりなんてこともあるので、気長にやっていればそのうちクリア出来るはずだ!
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