やあ、みんな!潜入分は足りてるかい?
なるほど、潜入分は足りてるけど脱出分は足りてないって?
そんなキミにコレ、「Machinarium(マシナリウム)」だ。
説明不要の名作インディーゲーム
Samorostなどで有名なチェコのパブリッシャーAmanita Designによって開発され、発売年度に数々の賞を受賞した傑作ADVそれがMachinariumだ。
機械仕掛けの住人達(動物達でさえもロボットだ)が暮らす機械仕掛けの街「Machinarium(マシナリウム)」に暮らすロボットのジョセフ(主人公)は、ちょっとしたトラブルにより街の外へ飛ばされてしまった。
プレイヤーはジョセフを操作してスクラップ置き場から街へと帰還(潜入)し、ギャングを退治して恋人ベルタを救出、そして街からの脱出を目指す!
この辺は事前に公式を見ればストーリーを把握出来るが、いきなりプレイだと最終盤になるまでストーリーがイマイチ分からないよ(笑)。なんせ初めのチュートリアル以外、文字は一切ないからね(P&Cゲーではよくある・・・というか基本)。
考えるんじゃない、直感だ!感じるんだ!この世界を、雰囲気を!!
ゲーム本編のボリュームはそれ程多いとは言えない(値段相応)が、謎解きやミニゲームがメインのP&Cゲーらしく随所に散りばめられたギミックやパズルが良い仕事をしており、短いながらも没入感は非常に高い。
潜入から脱出までの展開はスピーディーで、その分濃密なゲーム体験が可能だ。
これは・・・アートですね。
高度に発展したスチームパンクの世界・・・というよりはポンコツだらけの可愛らしい雰囲気のおとぎ話(絵本)の世界といった感じだ。
温かみのある独特のタッチで描かれた美しいグラフィック、どこか退廃的で錆び付いた街並み、登場人物が全てロボットという世界観に惹かれたなら、セールを利用するなどして購入することをオススメしたい(定価でも十分価値はある)。
絵だけじゃなく音楽も良いよ!セールで買うならサントラも一緒に入れとくと良い!グラフィックや音楽、パズルや謎解きなどの仕掛け全てがハイクオリティな作品だ。
実績(トロフィー)ゲーマーにも嬉しい実績対応ゲーで、一周で特に迷うことなくフルコンプ出来るようになっている(コレも地味にありがたかった)。
インディーゲーをプレイする人なら、まあ大体がやってる感じだからとりあえずやっておいて間違いない。これがハマるようなら他のP&Cゲーにもボチボチ手を出していけば良いだろう。
という訳でP&Cの入り口としてもオススメだ(難易度はそこそこあるが・・・)。
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