【Steamカスタマーレビュー不評】良ゲーではないがクソゲーでもない？割と遊べた「Flatout3」【怒涛の10連発企画】

いやいや・・・難しいよ。

実際言うほど「不評」のゲームって本数多くないからね。ゲームってのは基本的に「面白い」はずで、「クソゲー」と呼ばれるものはその「基本」から外れた偶然の産物な訳だから。

まあレアものってことで、クソゲーに当たるのって良ゲーと出会うよりも本来はずっと難しいはずなんだよ。

でも中には法則・・・とまではいかなくても、「ナンバリングタイトルの3」や「一発当たったゲームの続編」は期待が外れて「駄作」扱いを受ける確率が割と高いってのはあるにはあるね・・・。

グ〇ンディア3とか、アークザ〇ッド3とか・・・そして「Flatout3」とかね。

前作が良かっただけに・・・？

「Flatout 3: Chaos & Destruction」は超ぶっ飛びハチャメチャレースゲーム「Flatout」シリーズ4作品目にあたる。

人気シリーズなので新作に食いついたファンたちが一様に「不評」判決を下しているらしい。

まあ人気シリーズにはありがちだよね、前作が良かっただけに・・・てやつかな？

どれどれ、1も2も未プレイで普段レースゲームもほとんど遊ばないボクが「公正な判決」を下してやろう。

ごめん・・・これ割と遊べるわ

車種も豊富でキャラも多い、ゲームモードも多数用意されておりコースも十分な数あるといえる。

本作の魅力はといえば車体をガチガチぶつけ合う激しい「削り合い」やぶっ飛んだアクション（中の人もぶっ飛ぶ）のようだが、今作が初めてのボクにとっては「悪くない」印象だ。

車がぶっ壊れたり派手に爆炎が舞い上がるのは見ていて迫力があるし、中でもまんま「壊し合い」が楽しめる「Battle Arena」モードは昔よく遊んだデストラクションダービーを彷彿とさせる。

グラフィックは良くも悪くも大味でアメリカンな感じで、所々フリーズするなどバグも見られるが価格帯を考えればそれも笑って済ませられるレベルではある。

取り立てて面白いというほど面白くもないが、クソゲーというほどでもないだろう。

「不評」なのはやはり前作までが良過ぎたということなのか。

バカゲーとしてもアリだけど・・・

ゾンビを轢きまくる「Splatout!」モードなんかもあって、これもそれなりに遊べる。

Steam実績も計46用意されていて、本気で遊ぼうと思えばどこまでも遊び倒せるだけのボリュームがありそうだ。

勿論メインはレースモードなのでそっちの出来が悪ければ話にならないのだが、それもまあ「普通」な感じだ。

こういったリアル系のレースゲームではグラフィックがユーザー満足度の重要なファクターだが、逆にこの価格帯（定価980円のセール時90％オフ）のゲームとしては大健闘といえるのではないだろうか（確かにクソグラだけど）。

まあ過去作プレイ済みで比較対象を知っている人間と、初見でクソゲー探しやってるヤツじゃ感じ方に差があるのは当然の事だが、決してつまらないゲームではなかったな・・・。

そんなこんなで本来であればクソゲーを語るはずだったのに意外に遊べてしまった「Flatout3」、いやはや・・・困った（笑）。

逆に「評価が高い方の前作（前々作）に期待しよう」ってことで良いかな！！

キミももし買うならカスタマーレビュー「非常に好評」の「FlatOut: Ultimate Carnage」以前の作品にしておきなよ！車好きなら間違いなく遊べるゲームだろうから！！

タイトル：Flatout 3: Chaos & Destruction
発売日：2011年12月14日
ジャンル：レース
パブリッシャー： Strategy First

プラットフォーム / PC