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【超攻撃的】これがローグヴァニアというやつか!少し興奮気味にDead Cellsをレビューする【パッド推奨】

【超攻撃的】これがローグヴァニアというやつか!少し興奮気味にDead Cellsをレビューする【パッド推奨】

あ・・・ありのまま 今起こった事を話すぜ!

おれは最近じっくり腰を据えてゲームがしたい気分で、どことなくソウルライクなヤツを探していた。そこで見つけたDead Cellsというゲームを30時間ほどプレイしてみたのだが、これが2D版ダクソ的な雰囲気なんだがストーリー性は皆無でただひたすらに戦闘・アクションに重点を置いていて(ハクスラ的)、食糧は必要としないがランダム生成され死んだら終りの緊張感あるシステム(ローグライク)、そしてアイテム入手(強化)で探索域を広げていく2D横スクアクション(メトロイドヴァニア)というドストライクなゲームだったんだ・・・。

結局これは何なのかという話なんだが、開発いわく「ローグヴァニア」というらしい。

頭がどうにか・・・(略)。


頭は緑のスライムです

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主人公は囚人の死体(首がない)・・・の首から上に憑りついた緑色のスライムのような物体で、寄生した身体を利用して島(監獄)からの脱出をはかる・・・といったところだろうか。

実はストーリー設定はほとんどあってないような物(2018.6現在でEA段階)でテキストは少な目、何の目的があって島から出たいのかも良く分からないがアクションがとにかく楽しくて全く気にならない。

基本的には一度死んだらスタート地点からやり直しなのだが、周回の度に少しずつ武器や能力を収集・強化することが出来るので、アクションゲームが苦手な人でも僅かながら着実に前進することが可能となっている。一部エリアやアイテムは「ルーン」と呼ばれる特殊なスキルがないと探索・回収出来ない仕様になっているので、周回プレイも苦にならない(周回前提で楽しみながら出来る)。

この辺のシステムのバランスが絶妙で、何度死んでも繰り返しスグに再挑戦したくなるのだ。

グラフィックについては見ての通りSFC並みだが、内容がこれだけ面白ければそんなことは大した問題ではない。というよりむしろ味わい深い物がある。

スタイリッシュにキマる!攻速アクション!

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本作の魅力の一つは抜群の操作感でプレイ出来るハイスピードで超攻撃的、かつ縦横無尽にキャラを操れる高いアクション性といえる。

まずアクションゲームに大切な操作感だが、とりあえずめちゃくちゃ良い感じだ。攻撃・回避・サブウェポンの使用等々、ボタン(キー)一つで簡単に操作可能で、ストレスを感じることが全くない。同時押しとかタイミング押し(ダイビング・スタンプ攻撃があるが判定が甘くやり易い)とか煩わしいのは一切ナシ!斬る・蹴る・殴る・投げる・打つ・射る・放つ・使う・設置する(もちろんジャンプや回避も)といったアクションがボタン一つで簡単に出来、アクションゲームが苦手なプレイヤーでも取っ付き易い親切設計である(パッドは必須)。

まだまだあるぞ!

デフォルトで既に2段ジャンプが可能なのだが、装備次第では更に2段の空中ジャンプが出来る!

ゲーム内で「ルーン」と呼ばれるアイテムを手に入れると、壁走り(壁蹴り)やスタンプ攻撃も出来るようになるので更にアクションの厚みが増す!

しかも敵より速い!ダメージ擦れ擦れのところでの回避も余裕だ!こんなのガンガン攻めてしまうだろ?

中毒性が高い絶妙な周回システム

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では操作がし易いからゲームも簡単かといえばそうでもなく、ゲームとしての難易度はどちらかといえば程々に高い方であろう。アクション面というよりは敵との当たり方の読み違えであったりアイテムを使用するタイミング、また自キャラの育成方針(死ねばリセットなので周回中のみ適用)といった戦略面でのミスが命取りになってしまうことが多く、いつだって「自分の一瞬の判断ミス」でやられてる感があるのだ。

なので「また」やってしまう。

システム上「死ぬ前に戻ってやり直し」が出来ないのだが、1周が長くても1~2時間以内に収まるのでそれ程苦に感じることなく、何度も何度も繰り返し「さっきの所でミスしなきゃ行けたかも」という感覚で直ぐにまたリスタートしてしまう。

ステージとステージの合間では協力者達に前回ステージで拾った設計図を渡したり、集めたセル(敵のドロップや宝箱などで手に入る)を使って新たなスキルや武器がアンロック出来る。これらの機能は死んでも引き継がれるため、死んでも全くのゼロからのリスタートという訳ではない。ちょっと有利にニューゲームというところだろうか。

あ、アンロックしたからといってその武器(スキル)が次のゲームで必ず使えるとは限らないぜ?死ぬとまた所持品無しの状態からスタートするから、運良くダンジョン内で拾えない限り使えないからな。ついでにダンジョン内の構造(敵の湧きや配置アイテム)はランダム生成だ・・・。

この辺のゲームシステムが絶妙なバランスで上手く調整されていて、「死んだらスタート地点から」という緊張感を抱きつつも「セルを使ったアップグレード機能」でそこまで神経質になり過ぎずに「1ゲーム1~2時間程度」なので気軽にプレイ出来る。

またダンジョンはランダム生成で拾えるアイテムも違うため、毎回「この手持ち武器でどうやって進めていこうか」、「どうやってボスに対処するか」を考えながらフレッシュな気持ちで楽しめるだろう。

ローグライクでメトロイドヴァニア・・・ローグヴァニアとはよく言ったものだ。

本気で楽しみたいならパッドは必須!

そうそう、前述で少し触れたがこのゲームを全力で楽しみたければパッドは必須だ。キーボードでの操作も出来なくはないが、ボス戦がキツイ上に「デイリーチャレンジ」というランキング式のスコアアタックモードがあるので、本気でいきたいならパッドでやる方が良い。

何よりこのゲームをやっていて「動かしていて楽しい」、「アクションが爽快で気持ち良い」と感じられるのはパッド操作の方(キーボードでも10時間程プレイ済み)なので、、コントローラープレイをオススメしたい。


タイトル:Dead Cells
発売日:2017年5月11日
ジャンル:アクション
パブリッシャー: Motion Twin

【攻略】「Dead Cells」設計図の収集に必要な鍵の取得方法【Steam】

【攻略】「Dead Cells」本編クリアとは直接関係ない実績の解除方法一覧【Steam】

プラットフォーム

PC , PS4, Xbox One , Nintendo Switch

システム要件(Windows)

必要スペック 推奨スペック
OS: Windows 7+ OS: Windows 7+
CPU: Intel i5+ CPU: Intel i5+
メモリ: 2 GB RAM メモリ: 4 GB RAM
グラフィック: Nvidia 450 GTS / Radeon HD 5750 or better グラフィック: Nvidia GTX 460 / Radeon HD 7800 or better
ストレージ: 500 MB 利用可能 ストレージ: 500 MB 利用可能
追記事項: DirectX 9.1+ or OpenGL 3.2+ 追記事項: DirectX 9.1+ or OpenGL 3.2+

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